緊急時の充放電コネクタ取り外し方法

当社製V2Hユニットをご使用いただき、EV・PHEVへの充電中または充電完了後に、
充放電コネクタの取り外しができなくなった場合の対処方法です。
工事店への対処依頼が困難な場合や緊急の場合は以下の手順に沿って取り外しを行うことができます。

手順1 充放電動作を停止する

V2Hユニット本体の『待機』を押します。
待機ボタン
※安全のため、必ず最初に動作停止をさせてください

手順2 コネクタロックボタンを押す

V2Hユニット本体の『コネクタロック』ボタンを押します。
コネクタロックボタン
上記操作で解除できない場合はV2Hユニットの右側面にある『緊急停止』ボタンを押します。
その上で手順3または手順4に進んでください。

手順3a 機器のブレーカを落とす(EIBSVの場合)

(夜間に限る)住宅用分電盤にある連系ブレーカをOFFにする。蓄電池ユニットがある場合は蓄電池ユニット左側の小扉を開け、ブレーカ(開閉器)をOFFにする。
蓄電池の操作パネル V2Hユニット本体ボタンのランプが消灯したら5分ほど待って、再び蓄電池ユニットのブレーカ(開閉器)、連系ブレーカの順にONにする。
V2Hユニット本体が再起動し、ロック解除される場合があります。
日中で太陽光発電している場合や上記操作でブレーカをOFFにしてもV2Hユニット本体ボタンが消灯しない場合は手順4に進んでください。

手順3b 機器のブレーカを落とす(EIBSVa-1の場合)

住宅用分電盤にある連系ブレーカをOFFにする。
V2Hユニット本体ボタンのランプが消灯したら5分ほど待って、再び連系ブレーカをONにする。
V2Hユニット本体が再起動し、ロック解除される場合があります。
上記操作でブレーカをOFFにしてもV2Hユニット本体ボタンが消灯しない場合は手順4に進んでください。

手順4 専用工具で緊急解除する

ご注意:緊急解除を行った場合、充放電コネクタは内部部品の点検、交換が必要になります。
緊急離脱専用工具を使用したら再使用せず必ずご購入いただきました販売店へご連絡下さい。
保証期間中であっても緊急解除を行った場合は、部品交換、サービス対応費用が発生します。

専用工具を用意する

V2Hユニットに専用工具が入った封筒が同梱されています。
緊急時に備えて車内に保管されることをおすすめします。

封筒おもて(日本語)

封筒うら(英語)
封筒を開けると右のような専用工具が入っています。
専用工具を準備した上で以下の手順書に従って解除します

専用工具

緊急解除手順

PageTop